【光宝寺学園】『お釈迦さまの一生』   目次にもどる
第12話「ねはん」(2)


みずを のみおえた ブッダのもとへ、むかし おせわに
なった アラーラせんにんの でしがきて、ききました。
「めいそうをする いみは、どこに あるのですか。」
「むかし、わたしは あるむらで めいそうを して
いました。あめとかみなりが ひどかったそうなのですが、
めいそうをしていたため、すこしも きづきませんでした。
こころを からっぽにして、ものごとを みると、きょうふ
にも どうじない こころが うまれるのです。」